先日、古物商の許可証を受け取りました!
途中で何度かつまづきポイントがあったので、ご紹介したいと思います。
書類の準備段階では、何度か悩んだりしましたが、
実際に提出した際には「ばっちりですね~!」って褒められるくらい
パーフェクトな仕上がりになっていました。
コンテンツ
古物商の申請窓口は予約必須!
古物商の申請窓口は、
主たる営業所の所在地を管轄する警察署の「生活安全課 防犯係」です。
私は、ネットであらかじめ申請書類を入手して記載し、申請できる状態にまで
仕上げてから手続きをしようとしました。
そこが第一のつまづきポイントでした!
ネットで事前に入手した情報で、手続きをする前に一度、
相談のために訪問した方がいい、とあったのを目にしていました。
ふむふむ、、と警察署に出向き、係の方を呼んで頂きましたが、明らかに不機嫌。
「いきなり来られても困るね~~!」と。
相談のためにお伺いしました、と言っても、事前の予約が必須!だそうで。
しぶしぶ話は聞いてくださいましたが、かなり怒られました。
そこで改めて必要書類の確認をして、提出日について相談したところ、
「今混んでるからね~連休はさむし、〇〇日でどうですか?」と提示してきた日は
1週間以上後の日でした。
予約必須?!しかもこんなに待たされるの?と本当にびっくりさせられた日でした。
古物商許可申請に必要な書類
- 古物商許可申請書
- 略歴書
- 住民票抄本
- 市町村発行の身分証明書
- 誓約書
- URL使用権限疎明資料
- 営業所の使用承諾書
- 現場付近の地図
- 手数料
古物商許可申請書
これはそんなに迷うところはありませんでした。
ただ、「行商をしようとする者であるかどうかの別」に「しない」と付けていました。
だって行商でしょ??売り歩くことなんてしないし!って思っていましたが
提出する際に、「営業所以外で売買する場合には必要になる」と言われ、その場で
「する」にしました。
略歴書
現住所や本籍に加え、最近5年間の略歴について記載。全く問題なし。
住民票抄本
コンビニでもらえるって便利。
市町村発行の身分証明書
これ最初は「運転免許証」でいいんでしょ?って思ってました(笑)
”市町村発行の”身分証明書とは
「現在民事処分を受けていないことを公証する証明書」なんですね。
本籍地で発行になるので、引越した際に本籍は変更していなかったため、
他県の市役所に郵送で依頼することになりました。
手数料分の定額小為替を準備して、返信用封筒の準備をして、などなど
それなりに手間はかかりました。日数も返送されてくるまで1週間以上かかりました。
誓約書
何も問題なし。
URL使用権限疎明資料
インターネットで売買しないので必要ありませんでした。
営業所の使用承諾書
一番問題になったのはここですね、、、賃貸物件の場合、大家さんに、古物営業やってもいいよ!っていう承諾書をもらわなければいけないこと。
「住居」として契約している物件を「事務所」として使わせて頂くわけですから。
ひとまず、管理会社である不動産屋さんに相談しました。
その不動産屋さんがまず難色を示されました。
おそらく以前からそういったトラブルが絶えないのではないかと思います。
一生懸命説明しました。何を扱うか、どんな目的か。
でも、何を売るか、じゃなかったんですね。
「住居」として契約している物件を、それ以外の目的を許してしまう前例を作ると
今後同様の依頼があった場合に収集がつかなくなってしまうことを懸念されていたみたいです。
「一応、大家さんに聞いてみますけどね、、、」とあくまで非協力的。
普通こんな言われ方しちゃ諦めますよね。
私も、これは無理だな~ほかの方法考えなきゃと思いながら、1週間以上経過。
唐突に不動産屋さんから電話。
「大家さんから「覚書」を差し出せばいいですよ~って連絡取れました!」って。
急転直下です。以下に挙げる項目を守るなら、「住居」から「住居兼事務所」に
変更してもいいと言われたそうです。
以下、覚書の本文の抜粋です。
①上記物件の利用目的を住居専用から住居兼事務所とする。
②ただし、近隣からの苦情や不特定多数の人の出入りが確認されたり共用部に事業用・住居用を問わずに物を置くなどの行為が確認された場合には管理会社は注意勧告を行う。その際、借主は即座に対応する事とする。
③②を守らない場合、賃貸借契約を解除することとする。
といった内容です。
使用承諾書をもらえなくて諦めてしまう場合も多いんじゃないでしょうか。
参考になれば幸いです。
現場付近の地図、手数料
地図は、GoogleMapとかを印刷したものではダメだと言われました。
自分で作成した地図を提出する必要があるということでしたので、GoogleMapをトレースしたものに自分で書き加えたものを提出しました。
手数料は19,000円分の収入証紙。
貼るときは、一応割印をどうするのかを考えて、調べてから貼りました。
許可証受領
割と慎重な方なので、ここまで準備を整えてから、提出に至りました。
提出して確認してもらった際に、前述の「バッチリですね!」言われたときは本当に嬉しかったです。
ただ、提出のための予約が必要で、やっと提出しても、それから許可証が出来るまで
標準で40日と言われました。
1か月が過ぎるころに連絡がきました。「許可証ができあがりました。いつ取りに来ますか?」
はい、日程を調整すると翌週になりました(笑)もう慣れっこです。
許可証取りに行くと、「標識どうしますか」と言われました。
自分で準備するか防犯協会で申し込むか。よく考えてなかったのですが、結局防犯協会で作っていただくことにしました。出来上がるのは1か月後。
まとめ
教訓。勉強不足ではありましたが、古物商許可申請は、やってみたら
書類集め:2週間
申請予約:約1週間
許可証受領:5週間
標識受領:4週間
全ての手続が終了するまで3か月以上かかっていました。
許可が下りるまでの時間は短縮することはできないですが、構想段階で、並行して出来ることが
あればもう少し段取り良く進んだかもしれません。
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